国が管理する職業紹介所、ハローワークがもつメリットデメリットとは？

メリット

ハローワークは国が運営する行政機関なので、人材を探している側に一切お金がかかりません。
コストがかかっていない分、他が運営する求人媒体に比べて採用されやすいという場合があります。すべての求人においていえる訳ではありませんが、一応頭に入れておくだけでもよりよい転職探しの参考になります。再就職の際に支給される「再就職手当」があるのもうれしいポイントです。
また、地元に根付いた病院やクリニックはハローワークを利用していることが多いため、「比較的小規模な職場で働きたい」「ハローワークだけの穴場求人を見つけたい」という方にオススメです！
公共機関なので、安心して活用することができる点も大きな強みですね。

デメリット

ハローワークは看護師に特化している求人媒体ではないため、あまり求人の情報が充実していなというデメリットがあります。
ハローワークの求人表は、ハローワークの関係者が直接医療機関に足を運んで得た情報ではないため、詳しい内容が記載されていないことは少なくありません。そのため、就職後に「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを引き起こしてしまう可能性があります。
深く知りたい場合には、ハローワークの窓口を経由して聞くか自ら電話で問い合わせをしましょう。こういった背景から、確実な情報収集に少々手間がかかってしまうという不便な側面が伺えます。

向いてる人

ハローワークの求人探しが向いている人は
①安全な求人媒体を利用したい
②地元に密着した小規模な病院・クリニックに勤めたい
③金銭的な援助が欲しい
以上の条件を満たしている人です。
①は言うまでもなく、ハローワークは国が運営している行政機関なので誰でも安心して利用することができます。
②は、ハローワークには地方の求人に強い上に、小さな病院やクリニックは「人材確保にコストをかけたくない」所が多いため、地元に密着した医療機関はハローワークに求人を出しやすい傾向にあります。
③は、ハローワークには雇用保険や再就職手当といったありがたい金銭的サポートがあるので、他の媒体を活用しながらでも、ぜひ活用した方が良いですよ。